監理団体職員のささやかな楽しみこの日記は、監理団体職員である私が直面したトラブルや組織の在り方などについて、 時には喜びを、時には怒りを、時には悲しみを、気ままに綴っていく日記です。 前回の日記までは、くらーい話題の話ばかりでした。 今回は、私が実習生たちと接したときにうれしかったことなどをつらつらと書いていこうと思います。 現在、私どもの監理団体で監理している実習生たちは、2か国に分かれます。 フィリピンとカンボジアです。 彼らは、東南アジアと呼ばれる地域からはるばる日本の地にやってくるわけですが、 日本とは文化が異なるので、話を聞くだけでワクワクが止まらなくなります。 まず、カンボジアですが、実は発展途上国と呼ばれながらも、スマホの普及率が200 %を超えているんです。 つまり国民1人あたり、2台の計算になります。 いままで、スマホなんか持ってないんじゃないの?なんて思っていた方は驚いたことと思います。 他にも、カンボジアの首都プノンペンには、あのイオンがあるんです。パチモンじゃないですよ! 実は、カンボジアは闇歴史であるポルポト政権下から解放されたのち、各国の援助を受け大きく発展したそうなんです。 そのなかにはもちろん日本も含まれています。また、中国と地続きのため、中華資本も大きく流入しており 中華圏の方が大好きなカジノも大々的に建設され、観光名所となっています。 カンボジアといえば、アンコールワットなどが思い浮かびますが、その素朴な石の建造物とはかけ離れた、 都会の様子を呈する文化のギャップが、冒険心をくすぐります。 異文化との交流で忘れてはいけないのが、そう、食事です。 カンボジアには、淡水魚を発酵させて作る調味料があるのですが、 それが、とんでもなくクサい。。言ってしまってよいのだろうか、離乳食が始まったころの子供から出てくるウ●チのようなにおい。。 実習生たちは、私がアパートに行くと必ず何か料理をお裾分けしてれますが、料理しているときのにおいのキツイこと。。 ニコニコして振舞ってくれるものですから、食べないわけにもいかず、意を決して食べてみると。。 う、うまい! びっくりするほどおいしかったです。発酵食品だけあって旨味成分が豊富なのか、何とも言えない深い味わいでした。 においの方も、青唐辛子の香りとちょうどマッチして、いい感じに仕上がっていたのでとてもびっくりしました。 つぎは、フィリピンの実習生です。 フィリピンと聞くと、フィリピンパブなんかを思い浮かべるかたも多いと思います。 昔は、フィリピンの女に騙されてとんでもない借金を負ったなどの話を聞くこともありましたが、 実際、そんなことはありません。フィリピンの実習生はみな、礼儀正しく勤勉で、かとおもえば 子供のような無邪気な一面も見せてくれます。 また、とても家族思いで本国の家族の誕生日には必ずと言っていいほど日本からプレゼントを贈るんです。 いま、まさに日本人が失いかけているものを彼らは持っていると思います。 他人に対する思いやりや優しさ、礼儀やマナーの知識、家族を大切にしようと思う心。 わたしは彼らを見ていると、もっと頑張ろうといつも思います。 彼らは私のことをみな先生と呼びますが、私から見れば彼らの方が先生だと感じるのです。 遠い日本の地で日本語もよくわからないまま、夜勤があったりする実習を行い、本国の家族を想い。 この状況を、わが身と思って置き換えてみると、到底私にはできないことだとはっきりと自覚させられます。 だからこそ、私は彼らの日本の先生である必要があると感じるし、彼らに対しても尊敬の念を込めて「先生」と 心の中で思っているのです。 私は、そんな実習生たちをいつまでも応援していきたいと思っています。 |